能天気な夫にイライラしていたけど…

sleep cat.jpg ここだけの話

不安をわかってくれない夫

夫と二人で事業を行なっている我が家。固定のパートやアルバイトを雇わず、必要な事柄には、適材適所の専門職の方を外注しています。

仕事中も業務後も休日も、一緒。24時間一緒にいること自体はそれほど辛くはありません。ただし、仕事の進め方や考え方が合わない時は、苛立ちもあり、悔しくもあります。

中でも特に悔しく悲しく思うのは、「不安」を共有できないこと。
私は、とにかく何にでも「不安」が最初にあり、そのリスクを回避するためにどうすれば良いかを考えて仕事を進める性格です。

一方、夫の頭の中には「不安」がほぼありません。あるのかもしれませんが、無さそうに見えるのです。実際「そんな不安になっても仕方がない」と言ったりもするのです。

目の前の夫は音楽を聴いてノッていた

私は「アレしてコレして」と頭の中の不安を解消し、何だかいつも忙しく追われています。それなのに、夫の頭の中の「アレしてコレして」が、とても楽しそうなのです。

私たちは、お互いのパソコンを挟み、向かい合って仕事をしています。
ある日、会計ソフトを入力していた私が、資金繰りに不安になっていると、目の前の夫がイヤホンで音楽を聴きながら、体を揺らしてノッていたのです。

カチンときた、イラっとした、クソっと思った、、、そうですね、この怒りの感情もマックスレベルでしたが、「悔しかった」という感情が一番近いかもしれません。

不安を共有できない夫で良かったかも

「なんでわかってくれないの?」泣き声になっていました。
でもその後は、感情に任せた大声が出ていました。
「どうして、お金のことをちっとも考えてくれないの!」
「どうして私ばっかりお金のことを考えなきゃいけないの!」
「あなたもちょっとは考えてよ!」

すると夫はなんと「わからないから」と答えたのです。
とっさに「は?わからない?わかるようになってよ!」と返したのですが…。

そう、私は夫がお金に関することが苦手なのは知っていたのです。それだから、経理関係は最初から私がやらないといけなかったのです。二人しかいない、相手はできない、だから私がやっている、という感じです。

ただやってみると、そんなに嫌な作業ではなかったのです。私にとってお金のことを考える行為は、嫌いなことではありませんでした。

最近『引き寄せの法則』の書籍などを読んでいると、嫌なものは避けて良い気分を選んでいる夫の行動こそ見習うべきことなのではないか、と思ってきたのです。
今まで能天気な夫に苛立ってきた私の方が、引き寄せの足を引っ張ってたのかもしれないとさえ思うのです。

夫にはナイショですが、これからは少しアナタのことを見習ってみます。

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